X線を用いた原薬・製剤の評価
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日時
2024年2月20日(火)10:30~17:05
場所
タワーホール船堀 小ホール
X線を用いた分析は固体試料の構造解析法として最も強力な方法の一つであり、単結晶X線回折及び粉末X線回折は日本薬局方に収載されている。また、X線回折におけるハード・ソフト面での発展は著しく、創薬に応用できる様々な測定・解析技術が開発され、その汎用性は近年益々向上している。さらに、X線を用いた分析の測定対象は広がっており、懸濁液や錠剤の測定も可能になっている。特に近年では、小角X線散乱がDDSナノ粒子の評価法として注目されている。また、各放射光施設が利用者を広げる活動を推進しており、専門家でなくても各種応用測定が可能となってきている。今後、X線を用いた分析は更に多種多様の展開を見せると期待できる。
本会は初心者から中級者を対象に「わかりやすい」をコンセプトとしている。X線を用いた各種分析法を用いて研究されている産学の研究者からご講演頂き、X線研究について基礎から学ぶ。
プログラム
(司会:内山 博雅(大阪医科薬科大学)) | ||
10:30-10:35 | はじめに | 東 顕二郎(千葉大学) |
(座長:田村 幸介(第一三共)) | ||
10:35-11:15 | X線回折(粉末X線、単結晶X線)の基礎 | 木原 香澄 先生、清田 祥生 先生(リガク) |
11:15-12:05 | 次世代放射光NanoTerasu(ナノテラス)によるX線評価技術の革新 | 高田 昌樹 先生(東北大学) |
(座長:溝口 亮(アステラス製薬)) | ||
13:00-13:50 | CMCの観点から見た溶液中のナノメディシンの特性評価:X線小角散乱を中心にして | 櫻井 和朗 先生(北九州市立大学) |
(座長:古石 誉之(星薬科大学)) | ||
13:50-14:40 | X線吸収端微細構造スペクトル測定による医薬品原薬結晶の評価 | 鈴木 浩典 先生(東邦大学) |
14:50-15:30 | シミュレーションによる結晶構造予測とその応用 | 小畑 繁昭 先生(コンフレックス) |
(座長:安藤 大介(国立医薬品食品衛生研究所)) | ||
15:40-16:20 | 製薬企業における小角X線散乱の応用研究 | 武田 純平 先生(武田薬品工業) |
16:20-17:00 | 製薬企業におけるX線回折の応用研究 | 谷田 智嗣 先生(中外製薬) |
17:00-17:05 | おわりに | 我藤 勝彦(大塚製薬) |
開催概要
セミナーのみ | 一般 7,000円、学生 無料 |
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セミナー+情報交換会 | 一般 10,000円、学生 3,000円 |
*情報交換会は、飲み物+軽食を準備します。また、セミナー、情報交換会の参加費はともに消費税10%を含みます。
支払は下記への銀行振り込みにてお支払い願います。
きらぼし銀行(金融機関コード:0137)、秋津支店(店番号:055)、普通口座:5028048
口座名:公益社団法人日本薬剤学会物性フォーカスブループ
シヤ)ニホンヤクザイガツカイ ブツセイフオーカスグループ
(領収書の必要な方は、登録連絡をして頂く際にその旨をご記載下さい)
会場
タワーホール船堀(〒134-0091 東京都江戸川区船堀4丁目1−1)
https://www.towerhall.jp/access/
セミナー会場:小ホール
情報交換会会場:蓬莱の間
参加申込方法
参加を希望される方は,参加登録用QRコード(右記)あるいは参加登録用URL(https://qr.paps.jp/zfTYp)より,①お名前,②ご所属,③参加区分(一般 or 学生),④情報交換会の参加の有無について,2024年1月19日(金)までにご入力下さい.領収書が必要な方は,登録時に備考欄にその旨をご記載下さい.不明な点がございましたら,E-mail(bussei.fg.apstj@gmail.com)までご連絡ください.
お問い合わせ・申込み先
事務局:日本薬剤学会 物性FG事務局 担当 古石 誉之、鈴木 直人
〒:142-8501 東京都品川区荏原2-4-41 星薬科大学薬品物理化学教室内
電話/FAX:03-5498-5159、E-mail: bussei.fg.apstj[at]gmail.com
URL:http://bussei-fg.com/
[at]を@に置き換えてください。