医薬品の包装と情報分科会

世話人一覧

役職 氏名 所属機関 委員就任日
代表世話人 安東幸弘 第一三共 2014/4/1
世話人 石田勝啓 田辺三菱製薬 2008/4/1
古谷寧隆 カナエ 2016/10/1
田村巧己 シオノギファーマ 2019/8/1
尾家弘昭 中外製薬 2020/10/1

使命

  1. 医薬品包装の将来技術を展望し発信する
  2. 医薬品包装に期待される情報機能と管理システムを展望し発信する
  3. 医薬品の有効性、安全性や品質確保において包装が担うべき役割を研究し提案する
  4. 薬剤学会会員へのワークショップやシンポジウムを開催する

活動報告

 本分科会活動は本年で18年目を迎えている。

 これまでに開催した過去17回の薬剤学会・医薬品包装シンポジウムでは、自動認識表示に関する医療安全の課題や医薬品包装・容器による患者の使用性、ドラッグデリバリーへの貢献、及び患者の服薬コンプライアンスへの貢献などを取上げ、包装分野における先端の技術を発信してきた。

 日本薬剤学会第38年会においては、年会のテーマとして、「つ-な-が-る-薬剤学 ポストコロナ医療への展開」ということが掲げられていた。近年、コロナ禍への対応などの情勢の変化により、医療環境、こと調剤業務においては大きな変化が生まれてきている。

 そこで38年会は、「コロナ禍で見えてきた医薬品調剤業務の変化と新しい医薬品包装の在り方」と題して、それぞれの立場の先生方から、現在起こっている調剤業務の大きな変化とその変化に対する各分野での取り組みを紹介いただくとともに、未来の展望についても述べて頂いた。

1 「近年の薬剤師を取り巻く環境変化と医薬品包装への願い ~医薬品のエンドユーザーである患者からの要望を含めて~」

横浜薬科大学 鈴木高広 先生

2 「調剤機器メーカから見た調剤業務の変化」

(株)タカゾノ 横田克彦 先生

3 「コロナ禍における医薬品供給体制の変化」

東邦ホールディングス(株) 池田聡 先生

  • 22年会(大宮) 医薬品トレーサビリティーにおけるバーコード活用とRFIDへの期待
  • 23年会(札幌) 最新の医薬品包装を考える
  • 24年会(静岡) 医療現場を見据えたこれからの医薬品包装設計
  • 25年会(徳島) 医薬品のリスクマネジメント最前線
  • 26年会(東京) 製剤開発の未来を支える最新包装テクノロジー
  • 27年会(神戸) Patient Compliance・・ いま包装ができること
  • 28年会(名古屋)創薬への貢献を目指して~医薬品メーカー技術者による包装設計事例~
  • 29年会(大宮) 包装技術でDDSの可能性に挑戦!
  • 30年会(長崎) 医薬品包装とICTの融合による医療革新に向けて
  • 31年会(岐阜) 変わりゆく医薬品包装~ユーザー視点からの識別性・使用性を考える~
  • 32年会(大宮) 医療環境変化に対応した医薬品の容器・包装~在宅医療、抗体医薬品を中心に~
  • 33年会(静岡) サステナブル社会の実現に向け医薬品包装が直面している課題~偽薬/流通/アドヒアランス~
  • 34年会(富山) 医薬品包装機械の変遷と今後の展望
  • 35年会(熊本) 医薬品包装の新たな潮流と将来展望 〜薬機法改正,環境保護,デジタル技術〜
  • 36年会(徳島) 医薬品包装の新たな潮流と将来展望(2021)~薬機法改正,環境保護,デジタル技術~
  • 37年会(京都) サステナブル社会の実現に向け今後の医薬品包装ができることとは?
  • 38年会(名古屋)コロナ禍で見えてきた医薬品調剤業務の変化と新しい医薬品包装の在り方

[文責 第一三共 安東(代表世話人)]