第48回製剤・創剤セミナー
-デジタル新時代の医療と創剤-
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会期
2023年9月14日(木)~9月15日(金)
会場
湘南国際村センター(〒240-0198 神奈川県 三浦郡 葉山町 上山口1560-39)
JR線 逗子駅,京急線 新逗子駅または汐入駅よりバスで約20〜30分
https://www.shonan-village.co.jp/
主催
公益社団法人 日本薬剤学会 製剤・創剤セミナー実行委員会
製剤・創剤セミナーへのご案内
次世代の製剤研究者の交流の場としての「製剤・創剤セミナー」
本セミナーは長野県白樺湖畔の昭和薬科大学諏訪校舎でその産声をあげ,わが国の製剤研究,技術開発の進展に,また,大学・企業の若手製剤研究者の育成に半世紀にわたり多大な貢献を果してきました.しかしながら,コロナ禍のため,45回,46回本セミナーは中止,第47回セミナーはなんとか対面で開くことができましたが,交流の場は限定せざるを得ませんでした.新型コロナウィルス感染によって,我々の日常生活や研究活動も3年以上に渡り大きな影響を受けています.ニューモダリティーmRNAがLNPワクチンとして一気に実用化されたことはコロナ禍の副産物であるのと同時に,製剤学・薬剤学の大きな進展とも言えます.メインテーマ『デジタル新時代の医療と創剤』は,このコロナ禍で感じた医療と創剤の重要性,近年開花したデジタル技術との融合を考える機会をもちたいとの願いから実行委員会で決定し,開催の準備を進めております.未だ開催日9月14,15日のアフターコロナの状況は予断を許さない状況ではありますが,以前のような一堂に会して議論,情報交換できる第48回セミナーの開催を目指しておりますので,ぜひ積極的なご参加をお願いいたします.
プログラムは学会ホームページ上に最新情報を掲載しますが,特別講演,招待講演,フォーラムにおいては,テーマの『デジタル新時代の医療と創剤』に相応しいその分野を代表する先生方にお願いしております.製剤・創剤を軸とした総論,各論の各講演から,将来の夢とその目標達成へのチャレンジを描けるものと思います.恒例のケースタディ講演においては,各社のご協力の下,様々な剤形に関して最新の情報が満載です.さらに,同じく好評の「製剤技術Q&A Presentation」と「Q&A展示コーナー」におきましても,製剤設計を取り巻く周辺技術,素材・機械に関する最先端の情報が得られます.
博士学位論文の顕彰と発表の場である“Postdoctoral Presentation”と「学生ポスタープレゼンテーション」のコーナーを設けておりますが,いずれも,参加者の方々からは好評価を得ています.趣旨および申し込み方法の詳細は薬剤学会ホームページ内に掲載されますので,参照の上,奮ってご応募ください.
なお,「学生ポスタープレゼンテーション」に関しても優秀発表を選出,顕彰することを決定しています.アフターコロナの状況次第ですが,初日の夜には意見交換会も計画しています.まだ,例年と変わるところは種々,生じることもありますが,コロナ対策を重要視し,安心して参加できる体制を委員一同で構築していきます.
本セミナーでは,製剤・創剤に関わる研究・技術者,学生が一堂に集い,サイエンスとテクノロジーおよび刻々と変化する医薬品開発へのニーズについて議論することを目的としています.大学・研究所,製薬企業,関連産業,医療機関等各分野から多数のご参加を戴きますようお願いいたします.
実行委員長 福田誠人
プログラム
第1日目 2023/9/14(木)
12:00 | 開場 |
12:20 | 受付開始 |
13:20 | 開会挨拶 福田 誠人 実行委員長(スペラファーマ株式会社) |
13:25 | 特別講演1 「臨床応用を目的とした医療AI研究開発~AIを活用した医療機器開発及び創薬~」 浜本 隆二(国立研究開発法人国立がん研究センター研究所) |
14:15 | 製剤技術Q&Aプレゼンテーション【前半】 |
14:55 | 招待講演1 「デジタルヘルスケアソリューションとBeyond the Formulation」 落合 康(住友ファーマ株式会社 フロンティア事業推進室) |
15:35 | 各種説明・チェックイン |
16:05 | 製剤技術Q&Aプレゼンテーション【後半】 |
16:45 | 学生ポスタープレゼンテーション概要説明 |
17:05 | 製剤技術Q&A展示コーナー 兼 学生ポスタープレゼンテーション |
18:05 | フォーラム 「患者視点での品質確保」 中田 雄一郎(大阪大谷大学) 谷野 忠嗣(塩野義製薬株式会社) |
18:35 | 移動 |
19:00 | 意見交換会 |
第2日目 2023/9/15(金)
8:30 | Postdoctoral Presentation |
9:50 | 製剤技術Q&A展示コーナー |
10:40 | 特別講演2 「デジタル新時代のデータ駆動的創薬標的探索」 夏目やよい(医薬基盤・健康・栄養研究所) |
11:30 | 休憩 |
11:40 | 招待講演2 「デジタル技術が変える製剤開発(仮題)」 寺邊 正大(中外製薬株式会社 製薬技術本部 分析研究部) |
12:20 | 昼食 製剤技術Q&A展示コーナー |
13:20 | ケーススタディ1 「セレコキシブ錠の製造法開発」 新井 翔平(沢井製薬株式会社 研究開発本部 技術部 製剤技術IG) |
14:05 | ケーススタディ2 「アロフィセル注の国内製造ラインの新設及び工程,品質の設計と管理」 水上 清太郎(GMS バイオロジクスオペレーションユニット アロフィセルマニュファクチャリング&サプライ セルセラピー大阪製造) |
14:50 | ケーススタディ3 「エンシトレルビル フマル酸錠の製品開発」 五味 真人(塩野義製薬株式会社 研究本部 製剤研究所) |
15:35 | ケーススタディ4 「低含量製剤開発:実例紹介を含めて」 安藤 弘高(アステラス製薬株式会社 製剤研究所) |
16:20 | 閉会挨拶 深水 啓朗 副実行委員長(明治薬科大学) |
16:25 | 解散 |
プログラムは予告なく変更されることもございます
参加費と参加申込方法
お申込は2023年5月9日(火)から下記Webサイトよりオンラインで受け付けます.
https://www.shonan-village.co.jp/apstj/48th/(9月6日17:00まで)
【A】本学会非会員 | 参加費:95,000円 |
【B】本学会会員/企業所属 | 参加費:55,000円 |
【C】本学会会員/大学・病院等所属 | 参加費:35,000円 |
【D】本学会会員/学生 | 参加費:25,000円 |
【E】賛助会員企業優待枠 | 参加費:55,000円 |
宿泊:全員シングルユース
会場→JR逗子駅 復路の無料バスあり,9/14宿泊代,1日目の夕食,2日目の朝食・昼食代を含みます.
サーバーハッキング被害についてのご報告
9月1日(金)に発生した参加登録サーバーのハッキング被害にともなう,製剤・創剤セミナー参加登録フォームのダウンにつきまして,安全の確認が取れて無事に復旧したことを報告いたします.
その後,神奈川県警からの報告で,本セミナーに登録された皆さまの情報は洩れておりませんでした.また今後ご登録をされる方につきましても,安全は保障されているとの回答を得ておりますので,ご安心いただき,参加登録の方どうぞよろしくお願いいたします.
製剤・創剤セミナー実行委員会
お問合せ先
第48回製剤・創剤セミナー登録デスク 株式会社湘南国際村協会
〒240-0198 神奈川県三浦郡葉山町上山口1560-39
TEL:046-855-1800
E-mail:seizai-seminar [at] shonan-village.co.jp
第48回 製剤・創剤セミナー実行委員会
総務・プログラム担当 深水啓朗・金沢孝憲
E-mail:apstj.seizai.souzai.seminar [at] gmail.com
日本薬剤学会 事務局
〒113ー0032 東京都文京区弥生2-4ー16学会センタービル内
TEL:03-6277-4351
E-mail:seizai-seminar [at] apstj.jp
[at]を@に置き換えてください.