国際標準医薬分業推進委員会からのお知らせ

本学会国際標準医薬分業推進委員会より、会員各位が医薬完全分業の理解を確かなものにし、同僚や知り合いにも広く知らせていただくためのスライドとその説明をご案内致します。

現在の日本の薬剤師は法律上「先進国では薬剤師にしか許されない調剤が、日本では医師なら薬剤師免許無しで許される」つまり「医師がいれば、薬剤師はいらない」という地位にあることをよく噛みしめ、123年続いたこの制度に終わりを告げる活動を進めましょう。今までの薬剤師のこの地位は薬剤師自身の所為であったことも忘れてはなりません。そして、欧米先進国のように「薬剤師が処方せんをチェックしてくれるから安心」と薬剤師が一般市民から信頼される職業の第1位になり、薬剤師実務に就いていない薬剤師もその影響をうけて信頼され、薬学人あげて国民の生命と健康を護る薬学を構築しましょう。

公益社団法人日本薬剤学会会長 原島秀吉
名誉会長/国際標準医薬分業推進委員会委員長 永井恒司