このページの目次
会期
2011年11月12日（土）-13日（日）
会場
帝京大学セミナーハウス
箱根登山鉄道強羅駅より徒歩約5分
神奈川県足柄下郡箱根町強羅1300
Phone: 0460-86-0410
ご案内
DDS製剤臨床応用FGは，DDS製剤の品質，有効性，安全性の評価，あるいは評価手法に関する調査研究，情報交換など，DDS製剤の開発環境の向上につながる活動を目的として設立されました．また，我が国における優れたDDS製剤研究が臨床応用へ結実するための課題を明らかにするとともに，我が国及び海外における医薬品規制環境に関わる調査、情報交換も行っていきたいと考えております．本FGに集うメンバーの様々な経験や知識を共有化してFGの活動を円滑に進めるために，合宿形式での討論会を企画いたしました．今回は以下のテーマを取り上げ，課題の共有化と対応策へのアプローチについて議論を進める機会としたいと思います．
討論テーマ
（1）DDS製剤の評価手法（セッションリーダー：加藤くみ子）
本セッションでは，DDS製剤における品質，有効性，安全性の評価の課題，また評価手法について討論を行います．本セッションでは，非臨床の薬理試験や細胞を用いた試験も有効性評価と捉えます．したがって，有効性(標的性）評価のモデル細胞系，あるいはモデル動物系の確立，in vivo/in vitro
correlation, イメージング手法等も対象とします．また，有効性，安全性に影響する品質特性の特定，及びその評価手法は，製剤設計，製剤開発，さらには品質管理上重要なポイントであると考えます．これらについて活発な討論を期待いたします．
（2）医療機器との融合製品開発（セッションリーダー：鈴木亮）
近年の医療機器の技術革新は目覚ましく，疾病の予防や診断技術さらには画期的な治療法の確立に大きく貢献しています．最近では，中性子捕捉療法，光線力学療法や強力集束超音波などの革新的治療やCT，PET，MRI，超音波，蛍光などを利用したイメージング技術など物理的エネルギーを利用した医療機器による診断・治療技術が急速に発展しています．これに加え最近では，これらの医療機器とDDS技術を組み合わせた新たな診断・治療に関する研究も進められつつあります．そこで本セッションでは，医療機器とDDS技術の融合に関して，臨床応用に向けた課題などを討論したいと思います．
（3）大学発ベンチャー
招待講演に大阪大学大学院工学研究科 明石満先生をお招きして，大学発ベンチャーを取り巻く環境と課題についてご紹介いただくと共に，ディスカッションを通してDDS製剤ベンチャーについて議論を深めます．
演題募集
「（1）評価手法」および「（2）医療機器との融合製品開発」に関する話題提供者を自薦・他薦にて募集いたします．自薦の場合は発表内容をお知らせください．他薦の場合は，予め推薦したい演者の方の参加と発表について了解を得た後に，演者の所属と発表依頼内容をお知らせください．
参加の可否につきましては，決定次第，E-mailにてお知らせいたします．尚，本討論会に参加される方は，本FGへの参加登録をお願い致します．
参加定員
会場の都合上，30名程度とさせていただきます．（話題提供者を優先します．）
参加費
20,000円（宿泊・食費込み）
振込先は参加の可否の連絡時にお知らせいたします．
申込締め切り
9月15日（木）
尚，会場の定員数に達した場合には期日前であっても締め切らせて頂きます．
発表・参加申込・お問合せ
以下の参加申込フォームに記載の上，E-mailにて下記の窓口までお申し込みください．
帝京大学薬学部生物薬剤学教室
鈴木 亮
Email: r-suzuki [at] pharm.teikyo-u.ac.jp
参加申込フォーム
************************************************
A. 氏名：
B. 所属：
C. 連絡先（メールアドレスと電話番号）：
D. 話題提供の有無： 1）有り 2）なし （不要なものを消してください）
E. 話題提供の区分： 1）評価手法 2）医療機器 （不要なものを消してください）
【自薦の場合】
演題（仮題でも結構です）：
発表内容：数行で簡単にご説明ください．
【他薦の場合】
推薦する演者の所属，氏名および連絡先（E-mailアドレスと電話番号）：
発表依頼内容：数行で簡単にご説明ください．
その他，ご希望等ございましたらお知らせください．
************************************************
FG執行部メンバー
- 原島 秀吉（北海道大学大学院薬学研究院, FGリーダー）
- 浅井 知浩（静岡県立大薬学部）
- 大河原 賢一（岡山大大学院医歯薬学総合研究科）
- 小野 俊介（東京大学大学院薬学系研究科）
- 川上 茂（京都大学大学院薬学研究科）
- 丸山 一雄（帝京大学薬学部）
- 菊池 寛（エーザイ製剤研究部）
- 近藤 啓（アステラス製薬製剤研究所）
- 友平 裕三（大塚製薬応用開発部）
- 中西 勝（久光製薬基礎研究所）
- 加藤 くみ子（国立医薬品食品衛生研究所薬品部）