第1回経口吸収FG合宿討論会:2011/2/14-15

2011-02-14 13:002011-02-15 13:00KKR沼津「はまゆう」 ical Google outlook

「膜透過」「物性評価」「特殊製剤」

会期

2011/2/14(月)-15(火)
(14日 13:00集合、15日昼過ぎに解散予定)

会場

KKR沼津「はまゆう」
JR沼津駅から送迎あり、4人程度の相部屋(全室禁煙)

ご案内

日本薬剤学会経口吸収フォーカスグループ(FG)は、製剤・生体膜機能・体内動態・臨床応用といった様々な分野の研究者が分野横断的に「経口吸収」をキーワードとして集まり、情報交換を行うことを目的として活動を進めています。そのような目的を効率的に達成すべく、このたび1泊2日で「経口吸収」に関連したテーマについて徹底的に議論する、討論会を企画致しました。特に今回は、「膜透過」「物性評価」「特殊製剤」の3テーマを中心として議論を行う予定ですので、企業研究者、大学研究者、臨床薬剤師など様々な立場の方々の、積極的な参加をお願い致します。なお本討論会においては、参加者全員が何らかの形で話題を提供し、議論に参加することを想定しています。議論を進めやすい場を提供するため、参加人数は世話人を含めて30名に限定しますので、早めにご検討ください。以下、討論会の概要です。

討論テーマ

「膜透過」「物性評価」「特殊製剤」(広義に解釈してください)

参加人数

30名(先着順)

参加費

20,000円(宿泊費、食費込)

討論テーマの詳細

「膜透過」(セッションリーダー:白坂善之(金沢大学 医薬保健研究域薬学系))

膜透過は、薬物の経口吸収性を決定する極めて重要な過程のひとつです。しかし、その機構は脂質二重膜を介した受動的な透過のみでは規定できず、トランスポーターや代謝酵素に代表される膜タンパク質をはじめ、pHや粘液量などに起因する生理環境あるいはこれらの消化管部位差など、様々な因子が膜透過には関与します。本セッションでは、膜透過を巡る最近の研究成果と情報に基づいて、その重要性と問題点を議論します。

「物性評価」(セッションリーダー:小嶌隆史(武田薬品工業 医薬研究本部))

医薬品原薬および製剤の溶解性等の諸物性は、経口吸収性に極めて重大な影響を与えます。近年は評価機器の進歩も目覚しく、探索段階ではハイスループットスクリーニングによる高速物性評価が、開発段階では高感度分析、局所分析による僅かな物性の違いの検出が可能となっています。本セッションでは、医薬品原薬および製剤の物性評価技術、ケーススタディについて議論を行います。

「特殊製剤」(セッションリーダー:保地毅彦(アステラス製薬 製剤研究所))

難水溶性薬物に代表されるように、医薬品開発現場においては、通常製剤では対応できない候補化合物が多く存在します。非晶質製剤やナノ分散製剤など、様々な特殊製剤がその対処法となり得ますが、その製剤設計や評価については特別な技術と知識が必要となるため、実用化は極めて限定的です。本セッションでは各特殊製剤に関する知識を深めるための議論を行います。

演題募集

下記3種類の演題を募集します。自分自身に発表できる研究成果がなくても、論文紹介なども受け付けますので、ご検討よろしくお願いします。(発表時間12分、討論時間8分を予定)

  1. 上記3テーマに関連した研究発表(最新の成果よりは、ある程度まとまったもの)
  2. 上記3テーマに関連した論文紹介(複数の論文をまとめて、自分なりの見解や問題提起を加えて紹介)
  3. 開発ケーススタディ(企業の研究開発や臨床現場における製剤検討などの事例紹介。化合物名や構造式などの機密情報は非公開でも可。上記3テーマとは切り離してご検討ください。)

発表・参加申込

12/17締切で、第一次募集として、演題およびその発表を担当する参加者の申込を受け付けます。続いて2011/1/28締切で、第二次募集として演題を担当しない参加者の申込を受け付けます。ただし合計で30名に達した時点で受付を締め切ります。つまり第一次募集で30名に到達した場合には、第二次募集は行いません。参加資格は問いませんが、日本薬剤学会の会員各位におかれましては経口吸収FGへの加入をお願いします。

登録情報変更案内

発表・参加申込、および問い合わせ先(参加費の支払については後日連絡します)

物質・材料研究機構 生体材料センター 川上亘作 (経口吸収FGリーダー)Email: KAWAKAMI.Kohsaku  [at]  nims.go.jp
Phone: 029-860-4424

討論会世話人:経口吸収FG運営委員

物材機構・川上亘作、武田薬品工業・小嶌隆史、金沢大学・白坂善之、千葉大学・森部久仁一、アステラス製薬・保地毅彦

参加申込フォーム

参加申し込みにあたっては、以下のメールフォームに必要事項をご記入の上、前項の申込先までEmailにてお送りください。

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氏名: [        ]

所属: [        ]

メールアドレス: [        ]

性別: [        ]

年齢(部屋割りに考慮不要の場合、無回答でも結構です): [        ]

発表演題(第一次募集のみ): [                ]

発表演題区分(不要なものを消してください): [研究発表、論文紹介、ケーススタディ]

発表演題分野(不要なものを消してください、ケーススタディの場合は記入不要): [膜透過、物性評価、特殊製剤]

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