第7回製剤技術伝承実習講習会: 2014/9/2-3

2014-09-02 00:002014-09-03 23:59 ical Google outlook

東邦大学薬学部で原薬スクリーニングとキャラクタリゼーションを学ぼう!

会期

2014/9/2(火)-3(水)

会場

東邦大学薬学部習志野キャンパス
千葉県船橋市三山2-2-1

JR「津田沼」駅よりバス「東邦大学前」駅下車 バス約10分
京成電鉄「京成大久保」駅下車 徒歩約10分

主催

公益社団法人日本薬剤学会製剤技術伝承委員会 (谷野忠嗣委員長)

実習講習会準備委員会 (寺田勝英委員長)

ご案内

新規医薬品の創製を取り巻く環境が厳しさを増す中、数々のハードルをクリアした候補化合物を医薬品として世に出すためには、創薬の早い段階から薬として具備すべき特性を評価し、得られた知見をもとに最適な結晶形態を選択し、それに基づいた製剤設計戦略を提案する必要があります。しかしながら物性研究に関しては、その重要性が認識されつつも、一定の標準的な手法がある訳ではなく、各社ともどのように結晶形態を選択し、また選択された原薬に対してどのような物性を測定したらいいのか、どのような測定方法があるのかなど、業務の中で日々模索を続けられていることと思います。

本学会では、各企業において製剤技術の伝承が途絶えることを懸念し、2006年に「製剤技術伝承委員会」を発足させ、年2回の製剤技術伝承講習会を開催して参りましたが、このたび多くの会員の皆様のご要望に基づき、標記実習講習会を企画しました。本講習会は座学の講義だけではなく、製剤技術に関する問題の解決を実際に経験していただくことに重点を置き、それぞれの分野の専門家から直接的にノウハウを伝授するものです。

奥の深い物性に関する世界を少しでも受講者に体得していただき、各企業でのレベルアップや発展につながることを願っています。

第7回目の今回は『製剤設計を指向した原薬形態のスクリーニングとキャラクタリゼーション』というテーマでプログラムを用意致しました。本講習会は、最適な結晶形態の選択のノウハウ、原薬の物性評価の基本から製剤設計への応用までの知識と技能習得を目指した講習会です。原薬物性および製剤研究者を対象とした「問題解決型」の内容となっており、実習として原薬形態スクリーニングとスケールアップ、各種分析装置を用いた測定を行っていただきます。

製剤技術伝承委員会委員長  谷野忠嗣

実習講習会準備委員会委員長 寺田勝英

プログラム

講義「医薬品の原薬形態スクリーニングと結晶形のキャラクタリゼーションと製剤設計への応用」

「医薬品開発における物性研究総論」「医薬品原薬形態選択における結晶多形検討」「キャラクタリゼーションのための分光法」の講義を通じ、医薬品の初期開発ステージで行われている結晶多形スクリーニングの実際とその必要性について理解して頂きます。さらに、「経口吸収の基礎理論に基づく経口吸収性向上のための原薬・製剤選択」の講義から、経口吸収の基礎的な考え方の理解、それに基づいた原薬および製剤の選択方法について学んでいただきます。

実習課題A「非晶質を利用したスクリーニング法」

原薬形態選抜の入り口として実施するスクリーニングは、検討条件が多く負荷のかかる実験です。本実習では、非晶質を溶媒蒸気に暴露し、簡便に結晶化スクリーニングを行う手法を体験していただきます。

実習課題B「Slurry法を用いたスクリーニングと冷却法によるスケールアップ」

開発に最適な原薬形態を選択するためには、スクリーニング、スケールアップ、キャラクタリゼーションの各ステップを段階的に実施する必要があります。本実習では、Slurry法を用いた塩・Cocrystalのスクリーニングに加え、冷却法によるスケールアップを体験していただきます。

実習課題C「塩・結晶多形スクリーニングにおける多検体データの解析とその考え方」

塩・結晶多形スクリーニングでは、粉末X線回折・ラマンスペクトル等の多数のデータを取り扱うことになります。本実習では、多検体データ処理ソフトウェアを用いたデータ解析を体験し、その考え方を学んでいただきます。

実習課題D「微量試料を用いた物性スクリーニング」

創薬段階においては、微量の固体試料で原薬物性を把握する必要があります。本実習では、粉末X線回折、熱分析ならびに溶解度測定の実習を行い、微量試料での原薬のキャラクタリゼーション法について学びます。さらに、得られた結果の考察事例についても学習します。

当日、講義および実習資料の配布を予定しております。
実習A,B,C,Dいずれかの課題を指定しての、1日/1課題単位でのお申し込みはご遠慮ください。

参加区分と参加費

  1. 定員30名(定員になり次第、参加申込を締め切らせていただきます。)
  2. 多数の申込となった場合、申込順によらず、1社あたりの参加者数を制限させていただくこともございますのでご了承ください。
  3. 参加費には、講義並びに情報交換会への参加・資料(初日に配布)が含まれます。
  4. ご登録は必ず参加者ご本人名義でお願いします。
  5. 参加登録フォームは、区分【A】と区分【B】【C】で異なりますのでご注意ください。
  6. 参加登録受付は学会支援機構のオンライン参加登録システム(SSL接続)を使用しています。
  7. 本学会個人会員(区分【A】)の方は、ご登録にあたり「会員番号」「パスワード」が必要です。
参加区分 参加費* 参加登録フォーム
【A】本学会会員 55,000円 区分【A】での登録 >>>
【B】本学会賛助会員企業社員 55,000円 区分【B】【C】での登録 >>>
【C】本学会非会員 75,000円

*懇親会費・会期中の昼食代を含む

上記【B】枠でのご参加に限り、止むを得ない場合の同一企業社員の代理人による受講が可能です。

<キャンセルについて>

会期より2週間以内のキャンセルにつきましては、参加費を全額頂戴しますこと、予めご了承ください。

キャンセルが適正な時期に行われれば、キャンセル待ちの方にご参加いただける機会ができますので、このような措置を取らせていただくことになりました。ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

なお、事前に代理出席を申請されている場合には、キャンセル扱いにはなりません。

お問合せ先

公益社団法人日本薬剤学会事務局
Phone: 03-5981-6018, Email: apstj [at] asas.or.jp