永井恒司名誉会長が FIP Fellow に推戴されました

20140831 FIP Fellow 授賞式

日本薬剤学会名誉会長・永井恒司先生が、この度、FIP(国際薬学連合)Fellowに推戴されることになりました。

>>> FIP Fellow Award 2014

先生は、1975年よりFIPに参画され、日本そして世界のために全力を尽くして来られました。そのご功績を称えられ、1986年には薬科学分野の最高賞と言われる Høst-Madsen Medal を日本人として初めて受章され、2011年には名誉会員(Honorary Membership Awardee) に推戴されました。Høst-Madsen Medalを受賞したあとにFellow賞を受賞するというのは前例のないことだそうです。これも先生の国際レベルでの強力な指導力及び薬学・薬科学分野の進歩に対するご貢献の賜物と思います。

これまでの先生のFIP Awardsご受章に加えて今回先生がFellow賞を受賞されましたことは、日本薬剤学会としても、また各学会員にとっても大きな喜びであります。FIP Fellow賞は2005年に創設され、現在まで6名の日本人の先生方が受章されておられます。先生の今回のご受章を機に、より多くの学会員の皆さんが FIP に参画されご活躍されることを期待しております。

なお受章式典は、タイ・バンコクにて本年8月31日~9月4日に開催される第74回FIP 年会の開会式で行われます。

>>> FIP Fellow 授賞式